音楽スタジオファイル Vol.51

BASS ON TOP 中野サンプラザ店

BASS ON TOP中野サンプラザ店について
中野駅北口から徒歩1分、コンサートホール「中野サンプラザ」のB1Fにあるリハーサル&レコーディングスタジオ。都内最多級の全19部屋は、バンド練習はもちろん、個人練習に最適なピアノルーム、スタジオライブにも利用可能な32帖の大部屋など多彩なルームバリエーション。レコーディングスタジオには最新バージョンのProTools HDXを完備。「すべてのお客さまに快適で居心地の良い環境を提供したい」と、随所に細やかな心配りが光るスタジオベースオントップ東京第1号店。
BASS ON TOP中野サンプラザ店お問い合わせ
BASS ON TOP中野サンプラザ店公式サイト
中野区中野4-1-1 中野サンプラザB1F
TEL:03-5345-5825
24時間営業

リハスタの中の人に話を聞いてみた〜 BASS ON TOP中野サンプラザ店編

このコーナーは音楽スタジオでミュージシャンをサポートしてくれる「中の人」に突撃インタビューして色々お話を聞いてしまおうというコーナーです。中の人の皆様、ご協力ありがとうございました。

BASS ON TOP中野サンプラザ店長 柳川真理夫氏

本日はベースオントップ中野サンプラザ店長の柳川真理夫さんにお話をお伺いします。オープン前後の経緯をお聞かせください。

オープンは2007年です。その前は2005年から「スタジオVOX」という別会社のスタジオが入っておりましたが、ベースオントップが経営権を引き受ける形でオープンしました。ここ「中野サンプラザ店」はスタジオベースオントップとして東京の第一号店となります。スタジオVOXさんからは、同時期に大阪のアメ村も引き継いでいます。

柳川さんがベースオントップに入られたのはいつ頃ですか?

僕は1990年11月に関西のスタジオベースオントップにアルバイトとして入りました。東京に来たのは2008年頃ですね。

スタジオを見せていただいて、部屋数の多さと機材の充実に驚きました。スタジオは何部屋あるのですか?

現在は19部屋あります。ちなみに、今取材していただいているここ(211)は、2部屋をぶち抜いて32帖の大部屋にしたスタジオです。その前は20部屋ありました。

スタジオのサウンド面の特徴について教えてください。

中野サンプラザ店は、どちらかと言うと「ドライな鳴り」だとは思いますが、それぞれの部屋の作りや、天井の高さによってさまざまで、ライブに鳴るお部屋も用意してあります。

ベースオントップは大阪でもスタジオを多数展開していますが、東京と大阪で違いはありますか?

サウンド面の環境や機材の徹底など、基本的なスタジオの機能は同じです。大阪にくらべて、東京の方が1店舗あたりの部屋数は多くなっていますね。

部屋数は意図的に多くしたのでしょうか?

そうですね。部屋数が多ければ多いほど、お客さまが希望される時間に練習していただけるうえ、効率が良いことがわかっていましたから、部屋数はなるべく増やす方針です。とくに、ここ中野サンプラザ店は部屋数も多く、0分、15分、30分、45分と15分単位の開始時間で予約可能です。

常に快適な環境で、かゆいところに手が届くスタジオでありたい

15分スタートは忙しいバンドマンにとってはありがたいですね。それに、とても使いやすそうなスタジオです。

はい、お客さまが快適に練習できるような工夫は常に考えています。たとえば、マイクですが、以前は貸出制でしたが、お客さま自らマイクをミキサーにつないで…、というような手間のかかる準備時間をなるべく節約できるように、部屋に常設してコード、ミキサーと色分けのマークをしてあります。

これはわかりやすい!何年もバンドをやっていてもリハスタの機材で戸惑うことって多いですし。

ありがとうございます。そもそも機材の使い方って難しいじゃないですか?だから、「この色のフェーダーを上げたら、この音が上がる」と直感的にわかるように色分けしました。かゆいところに手が届くスタジオでありたいですね。

ちょっとしたことですが、利用者はすごく助かると思いますよ。

そう思っていただけたらうれしいですね。年齢やジャンルは様々ですが、すべてのお客さまに充実したリハーサル環境を提供できるよう努めています。

ところで、ベースオントップには「LEDで光るドラム」があるそうで、ドラマーとして、とても気になっているのですが。

ああ、それは大阪のアメ村店にて、2年前くらいにキャンペーンとして一時的に置いていたものです。中野サンプラザ店に光るドラムセットはありませんがミラーボールならあります(笑)。それと、中野サンプラザ店の目玉の一つとしてピエール中野(凛として時雨)さんが所有していたセットが設置してあります。

ピエール中野さんのドラムセットがあるのですか?

はい、101スタジオに常設してありますので、どなたでも利用可能です。「バンド練習をがんばっているみなさまに使ってほしい」ということで、愛用していたドラムセットをご提供頂いたものです。ご本人も練習でスタジオを利用されていますし、全面的にバックアップしていただいている次第です。

サービスの充実はもちろん、練習が楽しくなるようなアイデアを提供

プロと同じドラムセットで練習していると思うと、なんだか力が沸いてきそうです。

サービスの充実はもちろんですが、練習が楽しくなるようなアイデアのおもしろさも体感していただきたいですね。

それでは続いて柳川さんがこの業界に入るまでの経緯、まずは音楽との出会いから教えてください。

中学生の時「バンドやったらモテるんじゃないか!?」が始まりです(笑)。僕は双子なのですが、兄が通販でギターを買ったことで、そこそこモテるポジションについちゃったんです。なので、それ以上にモテそう、なんなら1番モテたい、ということで僕は迷わずボーカルを選びました。友だちにベース、ドラムをお願いしてバンドを組みました。

不純な動機、もはやデフォですね(笑)。バンド活動は順調に?

いやそれが、「バンドやるねん」と口にするのがかっこいいと思っていただけなので、実際はほとんど活動していませんでした (苦笑)。電話帳でスタジオを調べて、3、4回入ったぐらいですね。そしたらまた「スタジオ入ってきてん〜」とか言うことがかっこいい、バンドやってるっぽいイメージで(笑)。

確かにスタジオには入っていますから、間違ってはないですけどね(笑)。

本格的なバンド活動がはじまるのは高校に入ってからですね。軽音楽部がなかったので、趣味でやっている人たちを集めてコピーバンドを組んでライブをやっていました。

何のコピーバンドをやっていたのですか?

BOØWYやザ・ブルーハーツ、自分たちも、もれなくそのあたりです。ライブに出演する5バンド中、3バンドはBOØWYというくらい人気でしたね。ライブで曲もかぶりまくりでした(笑)。

曲がかぶっても気にならなかった?

全然です。BOØWYは当時から大人気だったので、同じ曲が3回演奏されようが、3回とも大盛り上がりでしたね。

さすが関西のノリの良さ(笑)。ところで、バンドでボーカル担当、そろそろモテ期が来そうですが・・・

それが、高校でライブ活動をやっているうちに「自分は歌が下手だ」ということに気づきまして、「これはアカン、自分の歌ではモテない」、と察しました(笑)。ですので「次はギターやな」ということで、兄に教えてもらってギターをはじめました。

発想がわかりやすい!高校卒業後も音楽をやっていこうと?

はい。ギターを練習しはじめてから、ラウドネスを聴いて衝撃を受けて、本気でギターをがんばろうと発奮しました。ギターでバンドを組んで、将来的にはレコーディングもできるようになりたかったので、大阪にある音楽の専門学校に進学して、卒業後にベースオントップにバイトで入ったのが、この業界に入るきっかけとなります。

今もバンド活動は続けているのですか?

するつもりではありましたが、忙しさが増してしまってそれどころではなくなってしまいましたね(苦笑)。関西時代もいろいろな店舗にたずさわり、東京では中野店を皮切りに池袋北口店、高田馬場店と立て続けにオープンしたので、そのフォローのため週前半は関西、週末は東京、というなかなかハードな行き来をしていた時期もありました(笑)。

それ相当ハードですよ(笑)。柳川さんは東西スタジオベースオントップの要ですね。それでは最後になりますがメッセージをお願いします。

中野サンプラザ地下と抜群のアクセスで、年齢層やジャンルを問わず、みなさまが快適に音楽活動に打ち込める環境を提供し、接客やコミュニケーションの面でも楽しんでいただけるよう、スタッフ一丸となってサポートいたしますので、ぜひ一度遊びに来てください。

皆さんにこの快適さを体験していただきたいですね。すばらしいスタジオと実感した取材でした。続いて、ベースオントップ中野サンプラザ店のレコーディング・スタジオについてもご紹介頂きます。

インタビュー&ライター 浅井陽 BLOG / Twitter(取材日 2017年11月)

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中野(中野区)
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中央線快速で新宿から直結4分。再開発で大きな変貌を遂げようとしているサブカルチャーのまち「中野」。かつて徳川5代将軍・綱吉時代には約30万坪(東京ドーム約20個分)の犬屋敷があったエリア。駅前ランドマーク「中野サンプラザ」、オタクの殿堂「中野ブロードウェイ」、アーケード街のサンモールをはじめ北口一体に広がる繁華街には戦後闇市からの路地が今も残る。
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